WES News 47 2009年 3月 31日
第6回神奈川県建築士会活動交流会「in小田原」
『地域再生』
~伝統と技能を未来に託して~女性委員長 有泉 ひとみ
今年の交流会は、念願の支部開催となり、小田原の地で1月31日に行いました。
第一部では、伝統と技能を切り口にした地域再生に関するパネルディスカッションを
第二部では、建築士会の各支部・委員会等による活動報告を、第三部では「小田原おでん」を食しながらの『意見交換会』を行いました。
141名の参加者の内、50名の一般参加があり建築士会を知って頂く良い機会になったと思います。
当日の準備では多くの会員の協力もあり、交流会が本会行事として定着したのだと思いました。
第三部では、支部・委員会、小田原の活動団体よりご祝儀や地元のみかん・お酒を頂き、東京電力のIHによる試食もあり
かなり豪華な『意見交換会』となり大いに盛り上がることが出来ました。ありがとうございました。
支部開催にはまだまだ多くの課題がありますが、交流会を行った事で自分の地域を改めて見直せた、
支部でも出来るのだと自信がついたとの意見を頂き、支部の活性に少しは役に立てたと思いました。
今後、交流会を他支部で行う度により深く神奈川県を知る事が出来るのだと楽しみが増えました。
■第1部 交流会リポート:小笠原 泉
「地域の魅力を再生する」と題し、パネルディスカッション形式で行われた第一部は、様々な分野の職能や技能を持つ人々が、
ともに協働しながら創りあげていく、新しい神奈川のまちづくりを大いに期待させる内容となりました。
神奈川は、海・山・平野・川といった豊かな自然環境と数々の伝承を伝える歴史に恵まれた地域です。
この地において活動を展開している各パネラーとも、地域の歴史や伝統を振り返ることによって「気づき」を得たこと、
そして、そこで守り育てられ、今に伝えられてきた技能に「誇り」を持つことから『地域再生』や『創生』の活動が始まったことを、
それぞれ報告しています。
特にパネラーである雑木囃子の露木氏の「一人ではなく、6人であるために聞こえてくるリズムがあって、
そのリズムの中で一人一人の色や性質が見えてくる」という言葉には、これからわれわれが様々な分野の人々とともに進めていく
『神奈川ならでは』のまちづくりのあり方を示すものとして、大きなヒントがあるように思われました。
■第2部 交流会リポート:南野 英行
第二部【建築士会って何!?】活動報告会
支部、委員会、部会、会員が参画している団体の活動発表の場として河本情報広報委員長を座長にスタート。
会員の情報交換・活動活性化を目的にスタートした交流会のメインイベントで支部や委員会の意欲・温度差が如実に表れるのがこのセクションです。
小田原開催となった今回は地元で活躍中の市民とも交流する意欲的な構成となった為、1時間20分の枠内で20を超える活動紹介は
散漫で駆け足な印象がやや残念でした。とは言え“内輪”開催を脱却して大成功!今後これをモデルケースに県内巡回と市民参加を募るには
【コア】を明確に、且つ檀上での士会活動発表の数を絞って他はポスターセッション・屋台村とするなど
【メリハリの利いた構成】とする必要がありそうです。
最後に、企画運営をされた小田原支部と女性・青年委員会による
実行委員会の皆さんのご尽力にこの場を借りて感謝します。
■第3部 交流会リポート:河本 義彦
第2部終了後の展示スペースは、パネルディスカッションに参加された団体のほか、支部・委員会の活動報告の場となり、
たくさんの参加者で賑わいました。
乾杯の発声の後、“小田原おでん”が参加者全員に配られましたが、大根などがおでん専用に栽培されていると聞いて感動ものでした。
協賛参加の東京電力によるIHヒーターのデモでグラタンが出たり、参加団体、支部、委員会からたくさんの差し入れがあったりで、
手作り感のあふれた会になりました。また、小田原おでんの会員がメンバーのバンド演奏も加わり、和気あいあいのうちに進行していきました。
終盤“ときめき箱根”クイズがあり、一等賞の豪華賞品贈呈が、ちょうど中締めのタイミングとなり、拍手のうちの終了となりました。
駅に向かう途中、建築士会会員が担当した居酒屋で有志とともにシッカリ反省会。当日のスタッフ、小田原支部の皆さんをはじめ、
参加されたすべてのみなさま、大変おつかれさまでした。
■交流会の全体リポート
技術支援委員長 村島 正章
今回初めて横浜を離れ、支部とのタイアップ開催は何かと苦労も多かったと思うが、大変有意義な交流会になったと思う。
会員のみならず会員外でその地域でまちづくり、地域おこしにかかわっている方々に参加していただき熱い思いを語っていただいたことが
地域で開催することの意味合いを裏付けてくれた。特に第1部・第2部の壇上の皆さんの熱意と希望と信念に圧倒された。
初めての地方開催であったが、参加された各支部長さんはどう思われたのだろうか。次回はうちの地域で開催したいという声が出てきて
くれることを期待している。
実行委員・小田原地方支部の皆様、ご苦労様でした。反省点を集約していただき、しっかり記録に残し、次回の実行委員に引き継いでいただきたい。
確実に年間イベントとして定着してきたと思うが、まだまだ会員全体の一部参加である。士会の活動が地
域の方々に認知されるよう、近くの会員に内容を伝え、参加を呼びかけていただきたい。
建築とステンドグラスを学ぶ
2月16日 横浜市開港記念会館にて、標記の勉強会を開催いたしました。
27名の方に参加頂き、ステンドグラスの修復をまじかで見たり、触れたりと少人数だからこそできる内容でした。
そして、講師の平山先生の貴重なスライドや、ステンドグラスの歴史、開港記念会館の修復にまつわるお話など、
参加者の皆さんには大変喜んで頂けたと実感しました。今回、特別に時間外に修復作業を拝見させて頂いた平山先生にこの場をお借りして、
深くお礼を申し上げます。
(女性委員会 雨森 隆子)
■ステンドグラスへの思い:白石 賢司
私はこどもの頃よりステンドグラスが好きでした。
おそらく幼少の頃友達に誘われるまま近くの日曜学校へ行ったときの印象が脳裏にやきついているからかと考えられます。
色セロハンからこぼれるひかり。
色のついたガラス食器からこぼれるひかり。
色ガラスから教会の内部にこぼれるひかり。
そしてプリズムから放たれるまばゆい光。
すべてが私にとって〝うつくしい〟ひかりなのです。
今回平山先生の講習会に参加したのもそういう理由からでした。
ステンドグラスの研究はしておりませんが、建物の設計を現在している今、そういう〝うつくしい〟
ひかりを取り入れたいという考えは 常に設計の根底にあります。私は特に図形的にデザインされたものが好きです。
特にライトがこころみているステンドグラスが好きです。 ひかりが色を帯びてはなたれている空間は視覚的なものをとおしながら、
からだ全体にしみわたり、 そして人間をしあわせにするのではないでしょうか。今回、数多くのスライドをみたり、
現物を真近かにみたりしながら大変貴重な時間を過ごす事ができました、大変ありがとうございました。
わたし自身が、非常にしあわせな気持ちになりました。
またの案内をこころ待ちにしております。
技術支援委員会:最近の活動から
子どもの生活環境部会
授業支援に参加して:小山 美智恵
1月に、横須賀市立山崎小学校と藤沢市立新林小学校の3年生の総合学習の授業支援を行いました。
新林小学校は、今年で3年目ですが、山崎小学校は今年初めての試みのため、学校側との調整に時間がかかりましたが、
結局、摸式地図やスケールの提案がメインの支援となりました。授業自体の結果はそれまでの不安をよそに楽しいものとなりました。
子ども達も楽しかったと家族に報告したようで、授業を見に行きたかったという声も聞こえました。最初は町をシミュレーションする ということが子どもにとって理解しがたいことだったようで『この町大すき大作戦』という山崎小学校のテーマはゴミのない町、安全な町、 エコな町など表現するのが難しいことを求める子どもも多くみられました。今回の経験が、将来積極的に町づくりに参加するきっかけに なってくれればと思います。
スクランブル調査隊
横須賀探検(観音埼灯台周り):村岡 薫子
前日の天気予報で3月14日は暴風雨であることが解っている中、午後は晴れるとの予報を信じ探検を決行しました。 昨年11月24日に横須賀製鉄所(現米海軍基地)研修を行った第2弾の探検となります。この製鉄所で造られたレンガを使い 明治初期に初代観音埼灯台が造られました。関東大震災の7か月前に起きた地震で、もろくも倒壊してしまいます。 そのレンガが灯台下の崖地に散らばっていることが確認できました。
その後、緊急に造られた2代目灯台はコンクリート製でしたが、大震災で倒壊してしまいました。
海岸には、倒壊した灯台がそのままの状態で転がっています。現在の灯台は3代目です。ここ観音埼周辺は、
幕末から戦前において西洋の技術の匠を受け継ぎ発展した歴史が今も息づく場所です。
このような歴史を読む建物探検はこれからも続けていきたいと思います。
建築環境部会
木造塾の取り組みから:角 栄子
建築環境部会では、「地域材で良質な木造住宅をつくる」ことをテーマに木造塾に取り組んでいます。
平成20年度は、材料の話、実践されている設計者からのお話、木構造の講義と3回シリーズで実施しました。
第3回目は、平成21年1月24日(土)に神奈川近代文学館ホールにて~国産材を用いた伝統型の木構造~と題して、
山辺構造事務所代表 山辺豊彦(やまべとよひこ)氏に講義していただき75名の参加者がありました。
伝統的な木構造と実験住宅の加震実験結果の話が中心でしたが、法改正でこれから確認の特例が見直されることにも話が及び、 尚一層、設計者は正しい構造知識を身につけておく必要があると感じさせられました。平成21年度も木造塾を企画中です。 多くの皆様のご参加をお待ちしています。
福 祉 部 会
みんなのバリアフリー街づくり:桶師 徳行
去る2/28日、首都大学東京の秋山先生、県職員3名を招き「神奈川県みんなのバリアフリー街づくり条例」研修会が開催されました。 参加者は38名で条例改正の関心の高さを物語る盛況ぶりでした。秋山先生によるバリアフリーと街づくりのお話では、 交通・都市・景観が融合した都市、交通の料金体系をも視野に入れた住みよい街といった海外のバリアフリー成功事例を通し、 日本の抱える問題が法律・業界の散逸した仕組にあるという点が非常に示唆的でした。
講演中の秋山先生»
また、誘導ブロックの良し悪しから法の策定に至るまで、高齢者・障害者の視点に立ち、現場で確認し、数値等の根拠を検証すべきとする 先生の姿勢が印象に残りました。県職員方々のお話からは、主な改正ポイント、新法に基づく法委任規定、 独自条例による制限緩和の説明を頂き、実務の面でも大変意義深い研修会となりました。
青 年 委 員 会 だ よ り №8
平成21年新規登録者セミナー
『先輩建築士に聞く!これからの建築士として』
今年度も難関の建築士試験を合格し、新たに多くの建築士が生まれました。
新規登録者向けに各方面の先輩会員を招いて経験談等をレクチャーして頂く『新規登録者セミナー』を平成21年1月12日(日)
午後神奈川県建設会館2階講堂にて開催しました。
今回は、開催日が受験予備校の合格祝賀会と重なったこともあり、参加者が3名でしたが全員入会して頂き会員となりました。
今後は、参加者の確保など開催に当たり課題も多くありましたが、参加者及びスタッフの委員にもCPD専攻建築士制度など士会の
取り組みについての有意義な説明が行われました。今回レクチャーされた先輩会員は以下のとおりで、
各職種の経験談、業務、取り組みについてお話いただきました。
設計系:内沼良和 ㈲和設計事務所
施工系:金子成司 ㈲金子建設
行政系:広岡まり 神奈川県
研究系:永井香織 大成建設㈱技術センター
★WES★フォーラム
邸園(歴史的建造物)保全活用
推進員養成講座に参加して:笠井 三義
この講座は、神奈川県都市整備公園課主催の「歴史的建造物保全活用推進員養成講座」の試行でありました。
20名の募集に対して倍以上の申し込みが有ったくらい熱心な受講生が多く、主催者側と一体となった研究会の様な雰囲気があり、
休み時間に食い込みながらの熱心な講義の連続。内容も多岐にわたり1~1.5時間の講座が14講座、延べ4日間のスケジュールでした。
第1日目の講座は、県の各技術職員、歴史的建造物の保全を数多く手がけている設計者の方々による「邸園文化圏再生構想と推進員の目指すもの」
「景観法と歴史まちづくり法」「歴史的建造物保全活用における建築基準法」「歴史的建造物の利活用法」と、息もつかせぬ講義内容でした。
第2日目の講座は大学の教授陣、NPOの方々による「近代住宅史と湘南形成史」「アートマネージメント」
「歴史的な邸宅と庭園の維持・管理・運営」「歴史的建造物を活用したまちづくり」と、分厚い資料を片手に通常の大学の授業では
半期分くらいの講義内容を1.5時間の中に凝縮した密度の濃い講義でした。
第3日目の講座は、伝統構法について社寺建築の棟梁の方による講義、修復・修理については文化財改修の研究をされている
大学教授による実例を交えての講義となりました。午後は、現在修復工事中の伊藤博文金沢別邸の現場見学で、
日常ではなかなか見ることの出来ない茅葺き・板葺き屋根の葺き替え工法の作業を目の当たりに見せてもらいました。
第4日の講座は、川崎の民家園にて歴史的建造物実測調査・所見作成演習の講義を受け、早々に各個人で実測作業に入りました。
その後6人程度のグループに分かれ実測結果を基に所見を作成し、各グループの所見発表となりました。
各グループの見方の違い又お互い気がつかない部分等、何気なく見てしまうと見過ごしてしまう様な部分が数多く有り、
見方の違いがあるものだと感じました。
全体的に見ると、かなりの駆け足の講義の連続で、いささか頭の中は一杯になりました。
保存・再生とは、かなりの知識と官民一体となって、又各専門分野の方の協力を頂きながら、
所有者の方の保存に向けてのあらゆる問題点に対してお手伝いして行く、熱い気持ちが必要であることを改めて認識しました。
情報広報委員会編集協力
支 部 ・ 委 員 会 だ よ り №2
横浜支部の活動から
京都 国宝を巡る旅
技術・情報委員会:田川 尚吾
支部設立15周年を記念して2月20、21日京都に出かけてきました。見学先は、桂離宮・修学院離宮・京都御所・仙洞御所の4施設、 そして千利休の茶室、待庵です。 宮内庁は現在、団体での見学を受け入れないので、昨年6月に作戦変更。40人の参加者を4人一組の10班に分け、 京都市内をオリエンテーリングのような方式で巡る形式を採りました。JR東海ツアーズ(旅行社)が出した「冬の京都プラン」に便乗し、 ホテルはウェスティン都ホテル(村野藤吾設計)で朝食付き、往復の新幹線代も含め、一泊は22,000円、二泊は26,000円と建築士会ならではの 格安プランが完成。どの班も、5つの国宝のうち最低3箇所は必ず参拝できるようにと、 ハガキで申し込んだのが昨年10月。寒い冬の閑散期でもあり、事務局田中さんの応援のおかげで、晴れて全員に参拝許可がおりるという幸運に 恵まれました。
写真は行きの車中の様子。空き時間をどうするか検討する班、班長がすでに周到な計画を用意してある班、 ワイワイガヤガヤとノンアルコールで京都着。その後は蜘蛛の子を散らすように各班それぞれ目指す場所へ向っていきました。 初日の夜には全員再会。京都府建築士会と交流し、京阪三条で「うどん屋」懇親会。その後は祇園で迷子になる者、 他人の靴でホテルに帰ってしまう者、いろいろな出来事を耳にしますが、みなさん見学先には満足したようで、 夢のような京都国宝めぐりが、無事終了しました。
湘南支部の活動から
英勝寺山門復元工事見学:佐藤 里紗
2月7日(土)午後、鎌倉駅西口時計塔前に集まったのは総勢43人。扇ヶ谷にある鎌倉唯一の尼寺、英勝寺へ向かいました。
英勝寺は徳川家康の側室英勝院が創建した浄土宗の尼寺です。境内には祠堂、仏殿、唐門、鐘楼など見るべきものが多いのですが、
この日のメインは寛永二十年(1643年)建立の山門です。大正12年の関東大震災で倒壊し、市内の別の場所に移築されていたものを
解体して元の場所に復元しようという工事です。部材のままで平成15年に県の重要文化財に指定され、4年がかりで復元するとのこと。
初年度なので、現地は基壇だけでしたが、作業小屋内では部材の清掃や修復がコツコツと進められていました。
写真はケヤキの柱が補修されている様子です。
各時代の修復の痕跡が見られる等貴重な機会で、工事を担当している安田工務店の渡邉さんから詳しくお話を聞くことができ、
大変勉強になりました。またこのような仕事に取り組む宮大工さん達の心意気に感ずるところもありました。
3年後の完成まで要所で見学させていただけそうなので楽しみです。場合によっては部材のそうじなどお手伝いしながら直に本物
を体感することができるかもしれません。下の図は復元立面図です。境内の他の建物も見学し、英勝寺をあとに浄光明寺、海蔵寺と歩き、
早春の鎌倉を楽しみました。
次回見学会をお楽しみに。
福利厚生委員会の活動から
秋の一泊研修旅行:委員 落合 博
昨年11月29-30日に「晩秋の甲斐路から信濃路へ」というテーマのもと、恒例の一泊研修旅行を行いました。 初日は勝沼ワイナリーにて昼食後、甲斐善光寺を見学参拝いたしました。善光寺は長野だけかと思っていたのですが全国に 計6ケ所あると伺い驚きました。甲斐善光寺も長野善光寺に負けず劣らず立派な建物でした。 次に「勝沼トンネルワインカーブ」という所を見学。以前はトンネルだった所が廃線になり、 現在ではワイン貯蔵庫として利用されております。中に入ると冷やっとしておりました。 近くのやはり廃線になったトンネル内を約1Km歩き腹ごなし。その次は「七賢酒造」という酒造会社を見学。 ここは明治天皇が宿泊したという由緒ある立派な建物で、建物内見学とお酒の試飲とで目と口の両方とも心地よい気持ちになりました。 宿泊は「蓼科グランドホテル湯の滝」という所、夕食の宴会の楽しかったことは言うまでもありません。 二日目、ホテルの廻りは昨夜降ったと思われる雪であたりが少し白くなっておりました。 最初の目的地別所温泉に向かう道中、山の中で野生の熊や猿を見ました。動物園以外で熊を見るのは初めて。 別所温泉では約2時間散策、愛染桂で知られる北向観音や安楽寺国宝三重塔などを見学致しました。 さらに北国街道の宿場町、江戸時代の雰囲気を色濃く残す「海野宿」を散策、更にホテル発祥の地と言われる重要文化財、軽井沢の 「旧三笠ホテル」を見学、碓氷峠のめがね橋を横目でみながら旅行終了。いろんな建物を見学し、いろんな物を食べ、 自然のフレッシュな空気を満喫し、信州の一足早い冬をわずかながら実感できた旅行でした。 本年の研修も見て、食べて、楽しむの詰まった密度の濃い旅行を計画しております。たくさんの方々の参加をお待ちしております。 なお5月26日「軍港めぐりとよこすか芸術劇場見学会」の参加募集中です。会費は1,000円で参加者40名になったら締め切ります。
教育講習委員会の活動から
■神奈川建築コンクール入選建築物見学会
開催日:平成20年11月27日(木)
20年度の神奈川建築コンク-ル「一般建築部門」入賞作品の中から、優秀賞横浜市立十日市場小学校、
大成技術センター本館リニューアル、奨励賞コンカード横浜の3作品を見学いたしました。
■改正建築士法・政省令解説講習会
開催日:平成20年12月3日(水)
会場:関内ホール、12月11日(木)藤沢労働会館
11月28日改正建築士法施行に伴い、法改正および関係政省令の内容等について、建築士一般に周知を図るため2会場にて開催いたしました。
■県知事指定「すべての建築士のための特別総合研修」
開催日:平成21年1月28日(水)
会場:関内新井ホール
旧名称「建築士のための指定講習会」、建築士が自らの資質向上を目指すための内容が盛り込まれている講習会
<今後の活動予定>
□「木造2階建て住宅の建築確認申請等の解説」講習会
開催日:平成21年6月12日(金)
会場:神奈川県建設会館2階講堂
※昨年開催しました講習会と同じ目的にて改訂版テキスト「建築法規PRO建築確認申請マニュアル2009」を使用し開催いたします。
□これだけは知っておきたい「住宅設備の知識」講習会(予告)
7月下旬予定
○平成21年度建築士の定期講習
<対象:建築士事務所に属する建築士(管理建築士含む)>
第2回開催日:平成21年8月25日(火)
会場:関内新井ホール
第4回開催日:平成22年2月18日(木)
会場:関内新井ホール
※新建築士法に基く、建築士事務所に所属する建築士(一・二級・木造建築士)が3年毎に受講義務のある定期講習会(法定講習会)
を開催いたします。事務所に属していなくても受講可。
※年に4回開催します。(社)神奈川県建築士事務所協会との共催ですが、建築士会が受付となるのは第2回、4回分ですのでご注意下さい。
凡例
■:終了済 □:今後の講習会
○:改正建築士法施行後、建築士事務所に属する建築士は義務(修了考査有)
各講習会とも詳細は、士会の会報の封筒に記載予定ですので、ご覧下さい。
尚、委員会の活動について詳しくは下記ブログをご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/jingasita