中支部の活動報告

よこはまラーニング2014 大倉山記念館とその界隈

2014/07/10

5月27日(火)午前中、毎年中支部・ナナメ塾恒例の「よこはまラーニング」(通称はまラー)を開催しました。

ちょうど10年前の2004年5月27日、本会総会開催日のイベントとして、当時は「Yokohama建築散歩」と称して、2代目ナナメ塾頭の南野英行氏の発案・企画で始まりました。

10年目の今年は、港北区大倉山にあります、「大倉山記念館」と「大倉山界隈の街並み」を見学しました。
 大倉山記念館はかつて大倉精神文化研究所の建物として活用されていましたが、1981年に横浜市に寄贈され、改修工事を受け1984年「横浜市大倉山記念館」として生まれ変わり、地域密着の文化施設として以後30年、市民に親しまれ、今日に至ります。

長野宇平治の設計による「プレ・ヘレニック様式」を特徴とする建築で、シンメトリーのファサードは独特な迫力と美しさがあります。
当日は大倉精神文化研究所の研究部長・平井誠二氏の案内で記念館内部の見学、近接する大倉山公園、記念館から大倉山駅に通じる大倉山商店街エルム通り(記念館の外観と共通性を持たせている)を2時間強の行程で巡りました。

当日は雨の心配がありましたが、その雨も上がり、さわやかな初夏の陽気の中で有意義な見学会となりました。

参加していただきました皆様、ありがとうございました。

末筆ですが、ご多忙な中、当日の案内役を引き受けてくださいました、大倉精神文化研究所の平井研究部長に厚く御礼申し上げます。

「おいでよ!中支部ナナメ塾