日帰りバス研修旅行「木の故郷天竜・遠州横須賀街道」(10/27開催)
2018/10/29
平成30年10月27日(土)に、毎年恒例のバス研修旅行が神事協中ブロックとの共催で開催されました。
今回は「木の故郷天竜・遠州横須賀街道」と言うテーマで浜松市天竜区の木材仕分け製材・乾燥施設の見学と、掛川市横須賀地区の町家商家を活用したアートの祭典「遠州横須賀街道ちっちゃな文化展」へ訪れました。
まず午前中は「株式会社フジイチ」へお邪魔し、丸太の仕分け、製材、製材品加工までの様子を見学しました。山から切り出した丸太の皮をむき、巨大な機械で板材や構造材、造作材等を加工する様子は圧巻で、参加者皆さんも興味深く様々な質問をぶつけていました。天竜では大変多くの森林資源があり、浜松市だけでも神奈川県下の森林資源の量を超えているとの事です。山を守るためにも適切な伐採、植林のサイクルが大変重要である事を知りました。次に構造材の人口乾燥を行っている「天竜国産材事業協同組合」へ向かい、人口乾燥の方法等の説明を受けました。乾燥と言うと巨大なドライヤーみたいなものでとにかく熱するのかと思っていましたが、それでは材木が割れてしまうため、蒸気で100℃以上に高温養生した後蒸気を抜きながら乾燥させるのだそうです。この高温乾燥の場合は柱材の背割りが不要との事です。ちなみに中低温での乾燥もあり、この場合は背割りが入るとの事でした。消費者のニーズによってこれらを使い分けるとのことです。
見学の後はお待ちかねの昼食です。浜松と言えば!そうウナギです。今回は奮発しました。
午後は掛川市横須賀地区へ移動し、短いい時間ではありましたが「遠州横須賀街道ちっちゃな文化展」を楽しみながら、古い建物が立ち並ぶ街並みを散策しました。
全ての行程をこなし帰路につき、大変長い一日が終わりました。ご参加された皆様、朝早くから本当にお疲れさまでした。
来年はどこに行くのか、来年の中支部の企画をお楽しみに!!
(参加者16名)
「おいでよ!中支部・ナナメ塾」