中支部の活動報告

平成25年 よこはまラーニングが無事開催されました(5/29開催)

2013/05/29

「横浜で建築・まちづくりに関する事を見る・学ぶ」をテーマにお送りする「よこはまラーニング」通称“はまラー”2013年の第4弾は「京浜工業地帯」へ!

ということで「日産自動車横浜第一号館&横浜工場」を訪れました。
「横浜第一号館」(横浜市神奈川区宝町2)は昭和8(1933)年の日産創立の翌年に建築され、同社の本社事務所として昭和43(1968)年迄使われました。
平成14(2002)年11月横浜市の市認定歴史的建築物に、また平成19(2007)年経済産業省に近代化産業遺産として認定されています。
現在はゲストホール・日産エンジンミュージアムとして活用されています。
「横浜工場」は 昭和10(1935)年より稼動を開始した、日本初の一環生産ラインを持つ自動車量産工場です。現在は、エンジン・電気自動車用モーター・サスペンション部品等を生産しています。 
当日はJR・京急新子安駅を9:15に出発、徒歩で会場に到着。
早速ゲストホールの松尾さんに館内へご案内をいただき、まず日産の沿革、そして概要を座学にて拝聴しました。
続いて1号館内のミュージアムを見学、歴代の日産のクルマに搭載されたエンジンや、昭和時代の横浜工場のジオラマ、歴代のフェアレディやスカイライン、セドリック、サニー等をはじめ、ずらりと並んだ日産車のミニカーに見入り、また、セレナやリーフの展示実車に乗ってみたりと、皆様興味深々の様子でした。
引き続き、横浜工場内のエンジン生産ラインを見学。セレナ等最新の日産車に搭載されている「MR形」エンジンの生産ラインを拝見しました。
平成16(2004)年より稼動のこの生産ラインはロボットを多用し、無人化比率を隣接の従来型エンジンの生産ラインに比べて20%ほど高めたとのこと。
ロボットの複雑な動きや、作動精度の高さ、また、手作業による工程を務める 作業員の皆さんの真摯なまなざしと一糸乱れぬ手捌きは、「ものづくり」の現場の誇りに、満ち溢れておりました。
生産ラインの見学の最後に、現場で作業効率化の為に製作されたユニークな作業ツールの数々を紹介して頂き、実際にエンジン部品の組み付け作業等を模擬体験させて頂きました。
最後に質疑応答、集合写真の撮影をもって解散となりました。お土産に日産車と工場のパンフレット、そしてリーフのトミカを頂きました。
この日は前日の天気予報でも「雨」。
当日に関東甲信越地方の例年より早い梅雨入りが発表されましたが、午前中は想定外の好天となり、無事に催事を終えることが出来ました。
お越し頂きました皆様、及び横浜工場・ゲストホールの皆様には、この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。

参加者:19名
集合写真提供:松山克己氏


「おいでよ!中支部ナナメ塾

次の企画もお楽しみに!!