一般社団法人神奈川県建築士会 防災委員会

▼ 2016年11月22日 被災地住宅相談員(キャラバン隊)研修会

「大地震は、すぐそこに!!」 横浜支部

被災地住宅相談員(キャラバン隊)研修会

日時:平成28年11月22日(火)
午後6時~午後8時

場所:株式会社 渡辺組  会議室

キャラバン隊の活動について(雨森会員)、経験談について(古怒田会員)、(大西会員)の研修会が開催された。経験談は、被災地へ行き、相談を受け事の大変さを実感することができた。日頃の備えの大切を感じるばかりであった。

参加者が15名と少なく残念であったが、ここで終わらず、継続的に開催し、多くの会員に伝える事が、防災委員会の役割と思った。

雨森委員

▼ 2016年11月03日 平成28年 神奈川県建築士会活動交流会

青年委員会創立60周年記念 関ブロかながわ箱根大会プレ大会

活動交流会「つなぐ

神奈川県建築士会活動交流会

日時:平成28年11月3日 午後12時30分~午後5時30分

場所:厚木商工会議所 5階 会議室

約80名が参加し、活動報告パネル展示、第1分科会:活動発表「過去から未来へつなぐ「今」」、第2分科会:建築甲子園・かながわ決勝大会と長時間にわたる活動交流会であった。第1分科会では、女性委員会・防災委員会が、来年の関ブロかながわ箱根大会の出場が決まった。

神奈川県建築士会活動交流会

また、第2分科会の建築甲子園は、高校生による建築コンペで、高校生のプレゼンテーション力に感心させられた。川崎市立川崎総合科学工業高等学校が、選ばれた。長瀬氏による、神奈川における空き家問題についての講演は、興味ある話しで、身近にある問題として、建築士として関わる必要性を感じた。
その後、同会場にて懇親会が開催された。

雨森委員

▼ 2016年10月22日
第59回建築士会全国大会「大分大会」

第59回建築士会全国大会

第59回建築士会全国大会

日時:平成28年10月22日(土)

場所:別府国際コンペンションセンター ピーコンプラザ・別府市公会堂

第59回建築士会全国大会「大分大会」
  • 防災まちづくり部会 セッション:
    「災害多発時代にどう向き合うか」
  • 女性委員会セッション:
    「和室について報告」
第59回建築士会全国大会

雨森委員

▼ 2016年09月26日 熊本地震の報告

第2回神奈川県大規模災害士業連絡協議会

平成28年度災害時住宅対策検討部会

日時:平成28年9月26日 午後4時~6時

場所:神奈川県弁護士会 会議実室

11士業委員出席、協議会の冒頭に、熊本地震(熊本城、ましき野団地)の報告をした。

平成28年度災害時住宅対策検討部会

雨森委員

▼ 2016年07月22日-23日
平成28年度 第26回全国女性建築士連絡協議会 開催報告

平成28年度 第26回全国女性建築士連絡協議会(全建女・奈良大会)

平成28年度災害時住宅対策検討部会

日時:平成28年7月22日-23日

テーマ:「未来へつなぐ居住環境づくり“日本の暮らし 豊かな生活文化の再発見”」

会場の奈良女子大学には、全国より約350名の女性建築士が集まりました。
開会式、基調講演、パネルディスカッション、被災地の現況報告があり、その後、ホテル日航奈良にて交流会が行われました。

平成28年度災害時住宅対策検討部会 研修風景

2日目は、奈良春日野国際フォーラム甍にて、8分科会と全体会、午後から、エキスカーション「大人の修学旅行」10コースがあり、奈良を満喫しました。
神奈川県は、A分会「防災への取り組み」にて、コメンテーターとして、女性委員会との活動を、浦女性委員長と東防災委員長が報告しました。

雨森委員

平成28年度災害時住宅対策検討部会 研修風景

*当会の会報 SALON №79号に掲載→SALON №79号掲載の記事

▼ 2016年07月20日 平成28年度災害時住宅対策検討部会
災害時の応急仮設住宅供給に係る訓練

平成28年度災害時住宅対策検討部会

平成28年度災害時住宅対策検討部会

日時:平成28年7月20日 9:30~16:30

場所:神奈川県自治会館 3階会議室

参加者:42名(県下市町村、全国木造建設事業協会、神奈川県建築士事務所協会、神奈川県建築士会、プレハブ建築協会)

平成28年度災害時住宅対策検討部会 研修風景

 神奈川県公共住宅供給推進協議会では、毎年、県下市町村の職員へ、災害時の応急仮設住宅供給に係る訓練が開催され、本年度、初めて県よりお誘いを受けました。
当会の活動報告等の依頼もあり、東委員長と雨森が参加しました。
その他、災害時の仮設住宅供給に関わる協定団体者も出席されて、各団体からも、防災の備え等について、説明があった。県下市町村の職員の多くは、技術職でなく、災害時の応急仮設住宅供給に係る訓練は、建築士も加わり、総合的な判断が必要と思いました。

雨森委員

報告書はこちら→平成28年度災害時住宅対策検討部会 活動報告書

▼ 2016年07月19日 平成28年熊本地震、現地被災状況を見る
~耐震改修設計の技術・応急危険度判定の技術を学ぶ勉強会~

平成28年熊本地震、現地被災状況を見る

平成28年熊本地震、現地被災状況を見る

日時:平成28年7月19日 午後6時より

場所:藤沢市商工会館ミナパーク 多目的ホール1

主催:(一社)神奈川県建築士事務所協会 藤沢支部

共催:同協会 鎌倉支部 茅ヶ崎・寒川支部

当委員会より、東、滝口委員が出席した。

平成28年熊本地震、現地被災状況を見る

熊本地震により被災地となった熊本へ、神奈川県から応急危険度判定の支援に行かれた藤沢市、鎌倉市、茅ヶ崎市の派遣技術職員の報告があり、神奈川県建築安全協会からは、被災地の宅地、建物の被害調査報告があった。熊本の状況を知りたいと70名もの参加者があり、熱心に耳を傾けていました。

滝口委員

平成28年熊本地震、現地被災状況を見る

報告書はこちら→平成28年熊本地震、現地被災状況を見る 活動報告書

▼ 2016年04月01日 防災に関するスキルアップ講習会

防災に関するスキルアップ講習会

防災に関するスキルアップ講習会

日時:平成28年4月1日 午後6時~8時

場所:横浜市開港記念会館 7号室

テーマ:「防災に備える」
-被災地の現状と取り組みー

講師:連合会女性委員会委員
(有)ファルデザイン一級建築士事務所
島田 マリ子

 
 

  • 東日本大震災・・・福島第一発電所事故とは
    事故後の状況
    原子力発電所事業の実態
  • 福島県の取り組み
  • 建築士の役割・・・「防災とは、知ること、日常化する事」

東日本大震災後の福島の現状、特に原発周辺の状況を、パワーポイントを使い説明いただいた。原発のしくみ、組織、実態を詳しく解説いただきました。

村松委員

*アンケートの意見より

・原子力や放射能はテーマとして、民間・個人にとって大きすぎる

・東京まで伝わらない事を知ることができた

・福島の新聞にでていた情報を示して頂いた

・福島での避難の状況がよくわかった

・原発に対するデメリットを考える機会になった

▼ 2016年03月19日 ~防災・減災について考えよう~
「避難所運営ゲームHUG」

~防災・減災について考えよう~「避難所運営ゲームHUG」を開催
防災委員会・女性委員会共催

避難所運営ゲームHUG

日時:平成28年3月19日

場所:ソレイユさがみ(橋本)

今回は、神奈川県内陸部の相模原で開催。相模原支部のご協力があり、さがみはら防災マスターから、講師の派遣を頂きました。6グループに分かれ、HUGを体験。3回目と言う事もあり、流れを把握した委員が増え、盛況の元、予定通り無事終了しました。

避難所運営ゲームHUG

*アンケートの意見より

・貴重な体験でした。一度体験しているだけでも、万一の際、地域で力になる気がします。

・議論がもっとできると良いと思う。

・急に始めると、意外と何もできないのがわかりました。

・建物の設計、施工の立場からの防災・減災のあり方が見えた。

避難所運営ゲームHUG

・避難場所には多くの人が集まるので、自分勝手にならず皆が協力しなければと思った。

▼ 2016年03月11日~13日 東京都防災展

東京都防災展

東京都防災展

日時:平成28年3月11日~13日

場所:新宿駅西口広場イベントコーナー
工学院大学新宿キャンバス

「東京防災」セミナー 講師:東京消防庁防災部防災安全課 副参事 山本 氏

東京防災の内容を再確認できた。また、その内容の意味を理解できた。地震に対する10の備えや地震その時10のポイントがわかりやすかった。

復興施策に関する東京都の取組 講師:東京都総務局総合防災部防災管理課課長代理 山崎 真弘 氏

首都直下地震の1つと想定されている東京湾北部地震で30年以内にM7クラスの確率が約70%である。東京都震災復興マニュアルを作成している。その中の復興プロセス編(都民一般向け)の説明があり、東京都主導でなく多くの都民や団体が協働し連携して地域力を生かした地域協働復興が提示されている。これは、阪神大震災時の教訓を生かした物であり、その例題的な考え方の説明が行なわれた。復興施策編(行政職員向け)は、都市の復興、住宅の復興、産業の復興、くらしの復興から構成されている。

帰宅困難者対策に関する東京都の取組 講師:東京都総務局総合防災部防災管理課統括課長代理 石橋 和之氏

3.11のような帰宅困難でなく東京が被災地となった場合の帰宅困難者を想定している。H25.4には東京都帰宅困難者対策条例を施行し、H27.2には一時滞在施設の確保及び運営のガイドラインを改訂し、企業等には3日間社員等が帰宅せずに過ごせるような対策及び家族等の安否確認をお願いしている。それでも、東京を訪れてい人約82万人が帰宅困難者となる事が考えられる。そこで、企業やホテル等のロビーを開放していただき、3日間過ごせるようにすることを進めており、毛布・非常食や飲料水等の購入代金の5/6を補助する制度を作り対策を進めている最中であります。どうか皆さん生き残ってくださいと力説されていたのが印象的でした。

展示:情報通信各社、気象庁、自衛隊、建設関係東京都各協会、東京都防災関係各部局

震災時の安否確認や災害情報、東京都各協会の取り組み、東京都各部局の対策を確認できた。

滝口委員

▼ 2016年03月01日 SALON No.76

SALON No.76 東日本大震災から5年 ~災害に備える~

SALON No.76に防災委員が寄稿いたしました。

東日本大震災から5年 ~災害に備える~

▼ 2016年02月04日 第20回震災対策技術展

第20回震災対策技術展

日時:平成28年2月4日~5日

場所:パシフィコ横浜

講演会 感想

・東京都の耐震化推進に向けた取組 講師:東京都都市整備局 課長 浦 大介 氏

緊急輸送道路沿道建築物の耐震診断の報告期限は過ぎ、大部分は完了したが未実施建物はホームページにて住所等を公表している。補強は努力義務のためまだまだ思うようには進んでいないが、各団体と協力し推進する。

・首都圏の大地震の姿と対策 講師:東京大学地震研究所 センター長 平田 直 氏

首都圏における地震のメカニズムと想定される地震の規模及び被害の想定を解説。建物のみならずインフラ等の耐震化も急ぐ必要有り。

・箱根火山を考える

箱根八里の歴史と災害を巡る 講師:名古屋大学教授(元鹿島建設 小堀研究所)武村 雅之 氏

箱根に残る歴史と災害の足跡を説明された。いろいろ痕跡が残っていることに驚きました。

箱根火山の活動史と最近の活動 講師:神奈川県温泉地学研究所 萬年 一剛 氏

1961年温泉研究所として小田原市に設立1968年箱根火山の地震観測施設が土木部より移管1978年温泉地学研究所と改称1995年現在の入生田に移設 地質、地震、地下水、温泉の研究を行なっている神奈川県の機関である。箱根火山の起源は約40万年まえで4万年前までは、活発に活動していた火山であり、火山からすると年寄りに分類される。大涌谷は昨年の4月初旬頃からGPSに変化が現れ始め、中旬以降蒸気の活発化や群発地震が観測された。6月29日に小規模な噴出量100t程度の噴火があった。現在も蒸気は活発に出ている。大涌谷の今後の課題は硫化水素・二酸化硫黄の存在により、いままでのように、不特定多数の観光客が大量に押し寄せる観光スタイルは当分無理である。温泉供給事業は当面縮小は必至。ただし、新たな火口は新しい観光資源となる。

滝口委員

▼ 2016年01月30日
「クロスロード・災害対応カードゲーム」 体験ワークショップ

「クロスロード・災害対応カードゲーム」体験ワークショップに参加

日時:平成28年1月30日(土)PM1:30~5:00

場所:千葉県建築士会 建築会館8階会議室

講師:「防災塾・だるま」 白田 克雄 氏、中村 俊光 氏

上記のワークショップへ、東委員長、遠藤、雨森が参加しました。 「クロスロード」とは、岐路、分かれ道という意味があり、災害時には、いろいろな事に対して、決断が必要となります。

数人のグループで、災害時に遭遇する事項に対して、各自がYESまたはNOで、即座に答えるゲームです。グループ内での意見交換を通し、自分とは、異なる意見・価値観を知るなど、岐路に立たされた時の対応について、学びました。

雨森委員

「クロスロード」ワークショップについて

29日夜天候が雪予想で、交通の乱れが危ぶまれましたが、電車を乗り継ぎつつ参加しました。

防災災害への対応は判断に迷いが生じます。
12の設問があり、YES NOで答えるのですが、人の立場や、局面により、違いが出ますが、どちらが正解というのはありません。YESはその理由を、NOのわけをかたりあうもの、そして、7人(6人)のチームとしてY&Nを主張する。

例えば、設問8。
「貴方は避難所の責任者、時は12月、小学校の体育館。200名の避難者がいる、毛布が300枚ある、避難者から毛布2枚が欲しいとの申し出あり、毛布2枚あげますか??」

いつか、神奈川士会でも、アレンジしてやったらいいと思いました。

遠藤委員

▼ 2016年01月17日
神奈川県大規模災害士業連絡協議会 活動報告

“こどもの未来はわたしたちが作る!”―学ぶ・知る・体験―
Mother’s Café 防災マザーズカフェ

日時:1月17日(日)10:00~16:00

会場:スマートウエルネス体感パビリオン

主催:親子防災プロジェクト・運営:チルドリン神奈川のイベントに、よろず相談所を開設。その中で、子どもたちへおしごとクイズを行い、士業連絡協議会の宣伝をしました。

フライヤー: “こどもの未来はわたしたちが作る!”―学ぶ・知る・体験― 案内

▼ 2016年01月17日 防災フェア(防災とボランティアの日)

防災フェア(防災とボランティアの日)

日時:1月17日(日)入場無料

会場:茅ヶ崎市民文化会館 小ホール
「地域防災講演会」

第1部 地震体験者が語るー「震度7の直撃とその後」
講師:片瀬 範雄 氏 (神戸防災技術者の会/元神戸市職員)

第2部 地域から進める  防災“も”まちづくり
講師:加藤 孝明 氏 (東京大学 准教授)

同時開催 企画展(体験コーナー、パネル展等)
(茅ヶ崎市建築指導課)

上記、東委員長、丹治委員、滝口委員が出席。

茅ヶ崎市防災講演会について

講師:元神戸市職員 片瀬 範雄 氏

兵庫県南部地震では立てない程の揺れがあり、神戸市役所の職員もなかなか出勤できない状況でした。多くの道路も塞がれ救急等も身動きできない中で、共助である近所の自治会等の方々の救助が多かった。でも、家が倒壊したがれきの中からご夫婦の内奥さんは救えましたが、重い物に挟まれたご主人を救助しようとしても火災の火が近づき、ご主人がもう良いから逃げてくれと言われ仕方なく避難し、その部分が火に包まれたときは胸が締め付けられたとのことです。このようなことがあちこちであったということで、自助である倒れない家とする耐震補強が必要であるとの事です。

講師:東京大学准教授 加藤 孝明 氏

「地域から進める防災もまちづくり」のテーマのもと自助・共助が地震直後には重要であり、公助を期待してはいけない。また、自動車での避難は、交通渋滞を招くのでやめる。

発表:松林中学校生徒たち

地域の避難路を歩いてコンクリートブロック壁等の危険箇所をチェックしたりの活動方向がありました。

滝口委員

▼ 2016年01月16日 平成27年度 海老名市防災講演会

平成27年度 海老名市防災講演会に参加しました

日時:平成28年1月16日(土)午後10時~12時

会場:市役所401会議室

講師:岩手県大槌町・平野公三長会町

テーマ:災害時における市民の行動、共助による支援体制のあり方
(海老名市危機管理課)

上記、講演会へ東委員長、滝口委員が出席。SALON76号に掲載

海老名市防災講演会について

東日本大震災時に大槌町職員として被災した。過去のチリ地震による津波被災後に築造された堤防を過信し、低地にあるにもかかわらず町役場に対策室を設置し、当時の町長をはじめ多くの職員が目の前で流されていくのを目撃し、非常に辛く現実とは思えない状況であった。その後、町長代理として町の復旧に努力している。この経験を後生に語り継ぐ必要を痛感している。

また、テレビでは公開されていない町民が撮った映像で町が大津波に飲み込まれていくのが衝撃的であり、最初は町民が話している声が聞こえたが、町が飲み込まれて行くにつれ無口になっていくのも心に響いた。

滝口委員

▼ 過去の実績

2016年

2015年

2014年以前