【よこはまラーニング2012】第3弾「根岸」開催しました!
2012/05/29
{{{「横浜で建築・まちづくりに関する事を見る・学ぶ」をテーマにお送りする「よこはまラーニング」通称“はまラー”
2010年のランドマークタワーTOTOショールーム、2011年の弘明寺観音…に続く第3弾は「根岸」へ!
洋館付き住宅「旧柳下邸」…
昨夏公開の映画「コクリコ坂から」(宮崎吾朗監督)でも主人公・「海」の住む家としてクローズアップさ05れた「洋館付き住宅」、そしてそんな懐かしい時代の横浜の庶民の足、「路面電車」が残る「横浜市電保存館」を訪れて、「昭和の横浜」を偲びました。
当日はJR根岸駅を9:50出発、初夏の好天に恵まれての催行になりました。
第1部 『洋館付き住宅』
~ハマ流モダン住まい・とある豪商の大屋敷~
明治~大正期の有力な金属商人であった柳下氏の旧邸であるこの建物は、関東大震災の際も大部分は損失を免れ、その後、戦争等激動の昭和史下を生き残り、1996(平成8)年に横浜市が敷地取得、建物の寄附を受け復元、2002(平成14)年市指定有形文化財に指定されました。
建具一つ一つの細部まで拘りを見せるディテールは当時の各職人の息吹を垣間見ることができ、参加者一同、興味深く拝見しました。
第2部 『路面電車のあるハマの風景』
~昭和の横浜の庶民の足・チンチン電車~
横浜市電は1972(昭和47)年、市営地下鉄の開業とともに廃線となりました。
この保存館では当時の車両や遺構の保存展示を行なっているほか、展示車に乗ると昭和30年代の横浜の車窓風景が楽しめるアトラクションがあります。
そして、人気コーナーである横浜の街を模したジオラマの中を蒸気機関車や市電、また最新の新幹線「N700系」や市営地下鉄車両まで走る鉄道模型(Oゲージ・HOゲージ)ブースでは、運転開始時間になると参加者の皆様が三々五々集まり、走る列車に見入っておりました。
お越し頂きました皆様には厚く御礼申し上げます。
参加者:12名
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