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平成25・26年度 委員長のご紹介
ごあいさつ
女性委員長・浦 絵美
歴史ある女性委員会の船頭となり、緊張と重責の中、4月よりスタートして数か月、
新体制での初めてのセミナー
(防災・減災を考えよう~HUGから学ぶ~ 平成25年7月20日開催)も無事終了し
一息つきましたので、就任のご挨拶をさせて頂きます。
平成25年度より、女性委員長を務めます浦 絵美と申します。
どうぞ宜しくお願い致します。
女性委員会は、平成3年に設立され現在に至っております。
当初の活動目的は、
1. 女性建築士の資質と技術の向上のため研鑚を深める
2. 女性建築士相互の連携と親睦をはかる
3. 女性建築士の抱える問題点について共通の理解を持ち地位の向上につとめる
などがございました。
私が女性委員会のメンバーになったのも、男性ばかりの設計事務所での勤務の中、
女性だからこそ抱える悩みを話し合える場を求めてのことでした。
建築業界も女性が増え、以前より働きやすい業界になってきたと感じております。
また、保育園など子育て環境もかわり、社会復帰もしやすい社会となってまいりました。
その為か、最近は、
「建築士として復帰するまでのリハビリ期間として、女性建築士相互の連携を図る場」
を求めて女性委員会への入会を希望される方もいらっしゃいます。
何かを始めるにしても、原点はコミュニティの形成にあると考えます。
建築士会内はもちろんのこと、神奈川県内外、他業種など、多くの方々との「コミュニティづくり」を広めつつ、
楽しみながら学ぶことのできる「女性委員会」となるよう、さまざまな企画を検討・実施してまいります。
皆様のご参加を、そして、一緒に活動して下さる女性建築士の方々の委員会へのご参加を
女性委員会一同、楽しみにお待ちしております。
ごあいさつ
女性委員長・杉田 姫美子
平成23・24年度女性委員長を務めます杉田です。
平成19年度に開催された『関ブロ・神奈川大会』を機に本会活動に参加しておりますが会員としてはまだまだ新人ですので、
副委員長に水澤結花さんとの二人三脚で、自分の出来ることの範囲の中でのベストを尽くしていこうと思います。
【私達に本当にできる事は何か?】
あの3.11 東日本大震災から今日に至るまで、そしてこれから私達、女性建築士としていったい何が出来るのでしょうか?
また、何をすれば良いのでしょうか?
今、この瞬間にも被災された現地では遅々として復興が進まない地域もあり被災された方々は本当に不自由な生活を余儀なくされていると聞きます。
正直な気持ち、あの日から一年過ぎた今「同じ国の出来事なのに・・・頭ではわかっているはずなのに・・・」どこか他人事の様な思いが一瞬頭の中をかすめる事がある自分自身を感じる時、なんともいえないなさけなさを感じるのは私だけでしょうか?
一般の方々よりはほんの少しだけでも社会に貢献できる建築士という職責にありながら「この一年、実際に何の活動をし、どの様な成果が残せてきたのか?」を今あらためて自問している自分がいます。
考えても考えても今すぐ成果が表れるような一朝一夕に出来る様な簡単な事はありません。
現地の方々はこれからも長い長い時間をかけて本当に血の滲むような日々の葛藤の中で一つずつ生活を作り上げ直す中に始めて少しずつ「地域コミュニティ」というものが生まれてくるのではないでしょうか?
よく安易に「地域コミュニティ」という言葉を聞き(使い)ますが、まず何より被災された方々には『雨露をしのげる場所』があり、食べて毎日を生き抜いていくことが第一の事であり、
それが出来て初めて「地域コミュニティ」という言葉が考えられる様になるのではないでしょうか?多少でも私達はその『雨露をしのげる場所』の提案をさせていただくことが出来る
【建築士】という職種にいるのです。
やはり私達に出来ることは「今出来ることを一つずつでも」建築に携わる中でおこなっていく事しかありません。
○本当に今出来ること・・・・・・
災害時活用住宅の設計、建築
実際に災害時活用住宅に暮らしている人々の日々の生活の中での住まいの問題点
女性の視点ならではの住まい(生活)に対するソフト面の提案
ともすると、すぐにでも災害時活用住宅の建築と気は焦りますが、まず、ソフト面の充実を考慮できて初めて本当の意味の空間づくりが出来るのではないでしょうか?
また、この一年、実際に被災地に伺ったり、色々な方々のお話を聞いた今、「改めて」
今まで解らなかった災害時活用住宅及び立地条件の問題点等、まだまだたくさんの事を
学ばなければならないと思っております。
○頻繁に起こっている地震の中での土地の安全性。
高台移転はしたが(地盤耐力・がけ崩れ等)の不安。
○宅地(土地)の排水問題等のインフラ
○災害時活用住宅の立地条件と交通機関の問題
等々諸々のさらなる考慮の必要性が考えられます。まだまだたくさんの「考えなければならない事柄はありますが、まず「出来ること」から始めようと考えます。
そのようなことから、当委員会においては実際に次のような活動を提案したいと考えます。
■ソフト面
・災害時活用住宅に暮らす方々との心の交流。
・暮らしの中での住まいに対する(女性建築士だから解かる事)改善点等のさらなる把握
■ハード面
・災害時活用住宅の立地条件、または安全性(地盤)の再考慮
「あらためて地盤の勉強会の実施」
・災害時活用住宅の設計上の問題(改善点等)の再考
■ソフト・ハード面を考慮した新しい災害時活用住宅の提案
以上のように今後の活動目標を考えます。
今後いつ起こりうるかわからない日本各地域及び神奈川での震災時等に少しでも
私達、女性建築士として社会貢献が出来るよう改めて皆様と一緒に考えていきたいと
思います。
今後、委員会内外の皆様のお知恵も頂きながら関連勉強会なども企画していく予定でおりますので、
その節は何卒ご協力のほどよろしくお願いいたします。
ご挨拶
女性委員長・広岡まり
私は建築士会に入会して、ちょうど15年になります。その間だけみても、女性委員会は様々な実践活動を行い、
女性会員の活躍の場を広げ、その活動の多くが今も建築士会の中で継続されています。
伝統と実績のある女性委員会ではありますが、新しいものにチャレンジし、変化を取り入れて行く柔軟性も持ち合わせています。
平成16年から青年委員会と一緒に活動するようになったのは、画期的な変化でした。
そのような女性委員会の委員長を務めさせていただくことを、大変光栄に思うとともに、重責を担い
身の引き締まる思いがいたします。
思考錯誤をしながらではありますが、女性会員のため、また、広く社会のためになるよう、取り組んで参ります。
どうぞよろしくお願いいたします。
気がついたら盛り沢山 ~戸惑いからのスタート
女性委員長・有泉ひとみ
平成19・20年度、女性委員長を務めさせて頂きます相模原支部の有泉です。
「神奈川大会」の成功のために、この2年間を活動してきましたので前任の雨森さんより引き継いだ時は、
何をしたら、何をやって良いのでしょう・・・と戸惑いがありました。
委員会の中で話しあい、何にとらわれる事なく、自分達のやりたい・出来る事を企画し、
活動の中から仲間を増やしてゆこうという事になりました。まずは、ホームページを充実させ、
関ブロ女性連絡協議会(関東10都県の女性連絡会議)等の情報発信の場をつくり、12月にリニューアルします。
何かの行事に参加した際は、報告書を作り(参加者の勉強の為と参加出来なかった人への情報発信)ホームページにも載せますが、
ファイルを作り、事務局の待合に設置する予定です。昨今の構造偽造の問題から、構造を基礎から勉強するために、
ソフトに頼らず手計算による木造3階構造計算の勉強会を12月から7回のシリーズで行う予定です。
この勉強会は、聴くだけでなく簡単なモデルプランから自分で計算書を作っていきながら、構造の基礎を勉強するという企画です。
今回は、夜の企画ですが曜日は固定させないつもりです。次回は、昼の時間帯や開催場所も検討し、
より多くの会員が参加できるよう工夫したいと思います。2月に行います「交流会」は、本会より新潟へキャラバン隊を派遣した事から
『防災を考える』をテーマに、災害時の問題点を探り、衣・食・住の住の部分での建築士としての関わり、
神奈川で災害が起きた時の対応を皆さんで考え、連携体制がとれるよう、交流を深めて頂くための企画を検討しています。
委員会活動と仕事の両立は難しいです。しかし、仕事では得られない物がこの委員会には、たくさんあります。
パーフェクトの参加などありえませんので、まずは参加出来る時に一緒に活動出来る方大募集です。