「女性の目線から防災・減災を考える~コミュニティづくり~」を今年度テーマに、
皆様のご協力のもと、活動を進めること半年、振り返ればあっという間ですが、多くの事を経験致しました。
1.コラボセミナー開催
防災委員会とのコラボセミナー、「建築士の日 一斉活動 防災・減災について考えよう~HUGから学ぶ~」を7月20日(土)
に開催致しました。防災・減災の原点は、まずコミュニティづくりだと考えます。避難所運営シミュレーションゲームを通し、
楽しみながら「防災・減災」を学ぶ機会となりました。
2.全国女性建築士連絡協議会(全建女)への参加
7月13,14日に開催されました全建女、全国の女性パワーを感じる、また、今後の活動ヒントをたくさん得た大会でした。
「神奈川を動かす女子力」となるよう、私たち女性委員会も頑張ろうと決意を新たに、結束力も高まりました。
3.委員会規程作成
女性委員会設立当初の規程を読み込みながら、今の時代にあう委員会規程を皆で検討し作成していきました。
女性委員会の歴史を学ぶことができ、先輩方への尊敬、委員会存続への重責も増しました。
4.委員会メンバー増員へ
今年度より新たなメンバーも加わり、活気ある女性委員会となり嬉しい限りです。
しかし、より多くの活動を行うには、より多くのメンバーが必要です。まずは、女性会員の皆様のご意見を伺いたく、
アンケートを実施致しました。ご協力をありがとうございます。
回答内容をもとに、魅力ある、そして、時代に似合う目的を持つ女性委員会となるよう検討を進めてまいります。
下半期には、青年委員会とのコラボセミナーや20周年イベントを開催予定です。
新たな女性委員会メンバーが増えることを楽しみにしております。
※委員長就任挨拶は、女性委員会WEBをご覧下さい。
Wes newsは平成4年に第1号が発行されました。56号を迎えたこの秋は2020年の東京五輪が決定し、 「お・も・て・な・し」をキーワードに建築・交通機関などの整備とサービスをする人々がまさに一体となった準備が スタートしました。 また、来年の4月からは消費税が8%になるなど、社会には新しく前進する機運が満ちています。青年委員会と共催で行う 12月開催のセミナーではおもてなしのヒントが得られるかと思います。ぜひご参加ください。 振り返って、介護が必要な高齢者、障がい者、大人になるまでに様々な体験をする子供たち、鬱や癌などの病気の家族、 家族という単位で抱え込んでしまいがちなことも社会にとっては等しく大切なことです。自分の家族のことだから迷惑 にならないか?となかなか声を上げられない人々の中には女性が多く、社会の半数は女性で構成され、 介護の担い手も女性が多いのが現状です。女性建築士だから寄り添えることもありますし、 男女問わず家庭について発信することで、社会で助け合う意識も高まっていくと思います。
皆様、Skype(スカイプ)会議をしたことありますか。私はこの前初めて参加しましたが、時間さえ合えば、メールなどより圧倒的に便利でした。10人程の参加者の表情もわかり、今後の方向性も感覚的に掴みやすいです。 イベントの主なキーワードは、「次世代」「女性デザイナー」「グローバル」です。主旨および詳細はフライヤーにありますが、イベント当日はパネリスト3名と行うディスカッション、親睦会などで、みなさまとの交流を深めたいと思います。 現在は、パネリスト、パネリストをサポートする方、青年委員会・女性委員会など、15人近くで準備しております。各々の仕事の間に、企画書、予算、会場調整、フライヤー・宣伝、後援・協賛者集めなどに駆け回り、また調整報告のやりとりなど、毎日少しずつ前に進んでいます。パネリストの方にも主催側の役割も分け隔てなくやっていただいており、関係者全員でイベントを盛り上げている感じです。 会場のBankART1929 NYKは、カフェや本屋も併設されており、ホールは川俣正氏の作品で覆われ、真ん中に柱があるという特異な空間で面白いと思います。是非当日のイベントにご参加下さい。
私たちの職場では、女性が活躍する場面が多くなってきているとは言え、女性の人数が少ないというのが現状です。私は高校で理数系を選択、大学時代では建築を専攻していたので、何年も男性が多い環境におりました。今回、初めて女性委員会に参加してみて、女性の方々が机を囲んでいる状況に安心と新鮮さを感じました。 女性委員会では、活動のひとつひとつに対して丁寧に取り組まれているだけではなく、初めて参加した私でも入っていける、優しい雰囲気がありました。 これから、委員会や行事等に参加いたしますので、宜しくお願いいたします。
7月20日に「防災塾・だるま」との共催にてワークショップ形式で開催しました 防災塾・だるまの方3名を講師に迎え、最初は白田講師からパワーポイントを交え、「避難所について伝えたい事」を熱く語る講義があり、これだけは伝えたいその思いを感じました。ワークショップでは中村講師の司会進行で避難所運営シミュレーションゲーム(HUG)を行いました。初めての経験で、多くの参加者は戸惑いがあったかと思います。中村講師のルール説明はたいへんわかりやすく、ゲームを通し避難所を計画し運営する手法について楽しく学べました。最後は、各班に分かれた参加者が真剣に考えた避難所の発表を行い、全体の講評を神奈川大学工学部建築学科教授の荏本講師が行いました。防災について再認識したワークショップでした。多くのご参加をありがとうございました。
女性委員会の活動メンバーを募集するため、活動内容を紹介した案内を女性会員の方のみ10月の会報に同封いたしました。 また裏面にはどのように士会に関わってみたいのかなど、アンケートを載せました。ご回答済の方は、ありがとうございます。 まだ返信は受付中ですので、たくさんのご回答をお待ちしております。集計結果は次号のWESニュースでご報告いたします。
5月1日:WESニュース55号発行
5月9日:第1回 委員会内勉強会開催
6月6日:第2回 委員会内勉強会開催
6月28日:関ブロ青年建築士協議会参加
7月13.14日:全建女参加
7月20日:女性・防災委員会共催セミナー開催
「防災・減災について考えよう~HUGから学ぶ~」
10月19.20日:第56回建築士会全国大会参加
(しまね大会)
11月1日:WESニュース56号発行
11月8日:第10回神奈川県建築士会活動交流会・よこすか大会参加
12月21日:女性・青年委員会共催セミナー開催
「フォーラム・次世代の建築とランドスケープ
-女性デザイナーのグローバルな視点から―」
2月予定:20周年イベント開催
青年委員会は7月からも、積極的に内外活動を展開してきました。7月と9月に「講師例会」そして8月に 「一級建築士設計製図受験者向け施設見学会」を実施しました。8月にはさらに川崎市内での夏休み親子工作教室への活動支援、 「綾瀬いきいき祭り」での防災啓発活動を行いました。その他全国女性建築士連絡協議会に参加し、 バーベキュー大会を相模原支部と共催しました。その中から、「講師例会」と「施設見学会」「防災啓発活動」を紹介します。
◆講師例会
青年委員会では、今年度からおおむね隔月のペースで、毎月の例会時に合わせ、 招待した講師による公開の勉強会(青年委員以外も参加)を開催しております。 青年委員会ではこれを「講師例会」と称しています。
7月は「国際業務のススメ」と題して、櫻井泰行さん(本会小田原支部会員で日本建築士会連合会・ 国際委員長、アメリカ建築家協会日本支部プレジデントエレクト)より、 日本の建築界が目指すべき海外展開の方向性などのお話をいただました。
9月は「職能集団としての建築士会のあり方を考える」と題して、長瀬光市さん (本会常任理事で景観整備機構委員会委員長、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授、前藤沢市経営企画部長)より、 青年委員長時代に取り組まれた活動を振り返り、今後青年委員会が取り組むべき課題や委員としての活動のあり方、 心構えなどについてお話しいただきました。
講師の御両名は本会の会員であり、講義は後輩である青年委員や参加した若手会員に大変勉強になる内容でした。 同じ建築士会会員として屈託なく意見交換ができ、非常に有意義な講習会となりました。
8月10日、今年の一級建築士試験の設計製図の課題「大学のセミナーハウス」対策として用途が 似ている川崎市国際交流センターにて、受験生向けの講習会を実施しました。施設管理者の方に特別にお願いして、 施設内のグループ見学を併せて実施しました。
参加した受験生は約230名にもなり、大盛況でした。施設見学した受験生からは、 「機械室など普段見る機会のない空間を見られたことは有意義であった。」・「周囲と同じような学習では、 この試験に勝ち抜けないことが分かった。」など好意的な感想が寄せられました。
8月24日、綾瀬市で開催された「綾瀬いきいき祭り」にて、防災啓発イベントを開催しました。 厚木市からお借りした起震車での地震体験や、地震発生源マップや応急危険度判定のパネル展示、 神奈川県災害対策課作成の防災啓発パネルなどを展示し、液状化の簡易実験などを実施いたしました。 実験で水槽に水と砂を入れ、その上に住宅模型を置き、水槽を揺らすことで模型が沈んでしまう液状化の様子を示し、 親子連れの来場者の方などが関心深く解説に聞き入っていました。起震車の乗車、各種解説、相談など合わせ、 約300名の方に参加いただきました。
横須賀が「近代建築の幕開け」をした頃、他国ではどのような建築の流れがあったのか、横須賀と同じように独自性の高い風土を持つメキシコを例に、当支部の顧問で、関東学院大学名誉教授 棈木紀男氏を講師にお招きし9月21日に講演会を開催致しました。 メキシコの歴史・風土と建築、シェル構造、キャンデラ作品の紹介と、とても多くの貴重な写真を見せて頂きました。講演会での盛り上がりは、その後の懇親会まで続きました。いつか皆で、実際にメキシコへ行き、キャンデラの空間を体感したい…参加者の思いは共通の願いとなるとても有意義かつ楽しい講演会・懇親会となりました。ご参加をありがとうございます。 横須賀支部では、11月8日に第11回(一社)神奈川県建築士会活動交流会よこすか大会「近代建築の幕開けと横須賀」を開催致しますので、ご参加下さい。
見学会の始めに設計者の松田平田設計担当者よりスライドを交え説明がありました。 上階に行く程セットバックしていく中庭のある建物です。庭にはシンボリツリーが配置され、 学生達の憩いの空間であり、ときには屋外コンサート等イベントが開催されます。内部は優れた音響設備を備え、 プロフェッショナル集団を生み出す環境が整っていると感じました。音大のもう一つの誇りは前川國男氏設計の講堂です。 グランドオルガンのその雄大さは圧巻であり、神聖な感じがしました。竣工より30年メンテナンスは一切して無いという事に驚愕しました。 大学関係者のお陰で、素晴らしい建物に触れ、建築は楽しく美しいと感じました。
2013年10月4日(金)
建築士でケアマネージャーでもある相模原支部会員の畠山氏を講師に迎えて、身障者、高齢者の住宅改修を畠山氏が経験した事例をもとに講演して頂きました。自分の中の常識に囚われず、居住者それぞれの状態を充分理解した上で、計画する事が大切である事を失敗事例を通して教えて頂きました。
特に一人暮らしの高齢者の住宅改修においては、「とにかく安全に計画する」と言う事と、畠山氏がよかれと思って設置した手摺が、実は当事者にとっては、危険であったという事例が、とても印象的に残りました。
会場には、介護用品等も持ち込まれ、実際に使用する方法や、設置にあたっての注意点等の説明もあり、有意義な講習会でした。
講習会の後は相模原支部おきまりの自由参加の大懇親会で畠山氏を囲み、他支部の方々と共に、大いに盛り上がり、交流を深めました。
忙しい中 講演をして頂いた畠山氏、平日にかかわらず講習会に来て頂いた皆様にこの場をお借りして厚くお礼申し上げます。
8月28日に技術支援委員会福祉部会主催のTOTOテクニカルセンターの見学会に参加してまいりました。 高齢者や身体障害者、認知症の方々に対するリフォームは簡単なものではなく、万が一の場合、命に関わる事態も想定されます。ご本人の身体状況などによりプランニングなども大きく異なります。ご本人やご家族の意向を受け、ケアマネージャーや作業療法士、理学療法士と連携して建築士がより最適なプランをアドバイスすることが重要と考えます。 また身体状況も日々刻々と変化していくので工事完了後のケアも非常に重要であると考えております。 今回の見学会を通して、私が携わる現場で有効に知識を生かしていければと思っております。非常に有意義で勉強になりました。(横須賀支部)
今年も子ども達と楽しみました! 8月7日に藤沢市にある「かもめつばめ学童クラブ」にて学童の10年目を迎えるこの記念すべき夏のイベントの一環として 「いっしょにつくろう!ミンナノハウス~むかしの家のつくりかた~」を学童と一緒に開催しました。 古民家の改修をされている専門家にご協力頂き、実際に使う藁や竹を使った小さな家を作りました。 参加した56名の子ども達は竹を結び付ける作業や藁を屋根にのせる作業に夢中になっていました。
▼スタッフも小屋に入ってご満悦!
8月23日に川崎市の宮前市民館で、「作ってみよう!夢の家」ワークショップを開催しました。 募集人数を超える応募がありました。小学3年~6年生40名と学生スタッフ達さらにおとなスタッフ合わせて22名。 総勢62名以上のワイワイと盛り上がった一日でした。世界の家クイズや家で必要なモノ投票など楽しみました。 企画準備段階から学生スタッフにも意見を出してもらい、より中身の濃いものとすることができました。
今年度の建築環境部会は『感境建築』という独自のテーマをかかげています。建築にかかわる温熱環境について、勉強会を中心に講習会などをすでに何度か開催し今後も開く予定で活発に活動中です。 勉強会については、4月にスタートした、第1回勉強会「認定低炭素住宅と関連省エネ基準体系」から、10月までに毎月連続で開催しております。第2~4回勉強会と復習会で「日本や世界の気候と住まい、環境配慮型建築デザイン事例と環境に関わる指標や数値」について、勉強をかさねてきました。各勉強会は部会員以外の方にも参加して頂き、参加者のご意見を交えて進めております。今年度から来年度にかけて、引き続き勉強会と温熱環境にかかわる先生方の講習会を予定しておりますので、チラシをご覧の上是非ご参加下さい。
木造塾では、これまで技術的なテーマを多く取り上げてきましたが、今回は「木の文化」というテーマでオークヴィレッジ代表 稲本正 (いなもと ただし)氏を講師として招聘し、日本人の私たちにゆかりのある、 12種の木の特徴を中心に様々なお話を伺いました。 講座の冒頭では、原子物理学、化学など幅広い話題からスタートし、飛騨高山の民家、日本酒の酒樽、お椀、琴等々とその素材としての木にまつわるお話まであっという間の3時間でした。
スクランブル調査隊が長く関わっている旧藤澤カントリー倶楽部クラブハウス(通称グリーンハウス)について、 地元の市民活動団体「善行雑学大学」の依頼で目視による「現況調査」を7月7日に行ないました。 一部改修されているものの利活用上の課題を抱えているとのことで、森山隊長と3名の隊員で調査し、 根本的に必要な改修と、市民活動でできる部分の見極めをし、利活用に向けての提案も盛り込んでまとめました。 スクランブル調査隊は地元でコツコツ活動している皆さんの応援をしています。(佐藤 里紗)
CPD制度が行政の入札等で活用され始めました。今後もCPD単位を実績の証明として求める行政、クライアントが増加する傾向にあります。また、専攻建築士制度は、建築士の専門分野を特化し社会や消費者に明示することで、専門家として建築士を応援する制度です。専攻建築士取得後にCPD12単位を申請できます。
本会では自己研鑽としてCPD単位の取得、目標と成果の証として専攻建築士の登録を応援しています。
受付 平成25年11月1日(金)~11月29日(金)
詳細⇒ CPD・専攻建築士制度申請案内ページへ
今回の研修旅行は、晩秋の常陸太田旧市街にある古い町並み散策をします。
大震災から2年半がたった今、私たちにできる復興支援を行いたいと思います。
開催日:平成25年11月30日(土)~12月1日(日)
集合出発:横浜駅西口天理ビル前 午前8時(時間厳守)
参加費:25,000円
定員:40名(先着順)
≪問合せ・申込≫申込フォームへ
会員名簿の作成を行っています。お手元に届いた会員情報の確認をしてくださいますようお願いいたします。
横須賀支部は、本会の事業である『交流会』と横須賀市文化協会が主催で当支部が隔年ごとに行う『建築展』が同時期になり、一生懸命に取り組んでいます。
『交流会』では、日本ではおそらく最古であろうと言われている
「木骨レンガ積み造」の『ティボディエ邸』と、明治初期から現在でも現役として稼働している
『ドライドック』の講演を企画。また、『建築展』は、10月に南三陸を主とした被災地の写真の展示をし、
さらに『ティボディエ邸』の軸組の模型も展示します。
日時 平成25年11月8日(金)14:00~16:30
≪詳細・申込≫交流会
日時 平成25年11月23日(祝)午後1時20分から
会場 藤沢市民会館第一展示ホール及び集会室「まつ」
内容 ・パネル展示とDVD上映 ・公開講座「旧藤沢宿の蔵と町家」講師:小沢朝江氏(東海大学工学部教授)・40周年記念式典と祝賀会(要会費)
プレイベント・まち歩き(旧藤沢宿の蔵と町家をたずねて)
定員20名、参加費500円(資料と保険代)
≪詳細・申込≫湘南支部メールへ
又は、TEL 0466-50-5014 FAX 0466-50-2947
WESニュースは女性委員会発足と同時に会員同士の情報紙として発刊され、20周年を迎えました。 次号から紙面をリニューアルします。ご期待ください。