神奈川県建築士会の活動情報

新潟県建築士会シンポジウムに参加して

新潟県の女性委員会からのご招待を受け、新潟県建築士会のシンポジウム「魅力ある建築士会活動をするために、私たちに何ができるか」に発表者として参加しました。
 発表のテーマは(一社)横浜青年会議所主催の職業体験「はまっ子スクール2022」への出店についてです。小学校高学年の子ども達に45分間でマンションの一室を設計してもらうというもので、企画の発想から準備、伝えたいこと、手を動かして自分の住む家を考えてもらうこと、子ども達の豊かな感性に触れられたことなどを、実際の写真をパワポに映しながら講演いたしました。この活動は青年関ブロ大会で最優秀賞、全国大会で優秀賞を受賞しましたのでご存じの方も多いと思います。昨年は青年員会と共に大和商工会議所のイベント「やまと産業フェア」に出店。子供たちの作品に地域による住まいの
考えたかの違いが現れるなどの体験についても話をいたしました。

発表の様子

新潟県からは上越支部の坂下氏による子どもたちへのワークショップ、工業高校の生徒たちの課題作品などの講演を伺い、その後のディスカッションでは建築士や会員の減少を抑えていくには、子ども達が建築に触れ合う機会を設け、青田買いをしていくことが重要ではないかとの意見や、集客には行政の力が大きく影響すること、イベントのマンネリ化を防ぐ工夫などの活発な意見が交わされ、触発されることの多いシンポジウムでした。私自身このような他県との交流は初めてのことなので、非常に有意義な体験でした。

女性委員会 竹島 比佐子

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