11月4日(土)秋晴れの中、小田急線向ヶ丘遊園駅に25名が集合して、スクランブル調査隊の村島さんが案内する生田のまちあるきがスタートしました。
①向ヶ丘遊園駅を出発して、かつてのモノレール軌道跡をたどりつつ、②藤子・F・不二雄ミュージアムの前を通り、自然豊かな生田緑地に入って、各施設を見学しました。
③生田緑地ばら苑を散策して、生田緑地の総合案内所である④生田緑地東口ビジターセンターに到着しました。
東口ビジターセンターは、神奈川県建築士会の上原会長が設計した建物であり、設計者ご本人の解説付きで見学しました。
生田緑地のアップダウンのある道を歩いて、⑤宙と緑の科学館でドームのテラコッタタイルを見学、⑥日本民家園内の白川郷で昼食のおそばを食べて、⑦枡形山展望台で見晴らしのよい眺望を満喫し、再び⑧日本民家園に到着して古民家を見学しました。
丁度、茅葺屋根の葺き替え工事中と、工事完成後を見学できたことで、草ぼうぼうの茅葺屋根と、生まれ変わった品格ある姿の茅葺屋根を比較できました。
また、アップダウンのある道に戻って、⑨岡本太郎美術館で美術品を鑑賞、⑩国際生田緑地ゴルフクラブの外観を眺めた後、ずっと歩いてきた生田緑地と別れて、住宅街を歩いていきます。
⑪東京都長沢浄水場を柵の外から外観を眺め、⑫明治大学平和教育登戸研究所資料館を見学しました。
登戸研究所は、戦時中の1937年に陸軍の科学研究所として設置された施設ですが、学芸員さんの説明から、働いていた工員は女性が多く、のんびりした雰囲気だったことや、日本でとれる材料だけでつくった風船爆弾の話など、当時の状況が細部まで伝わってきました。
生田の住宅街に戻って、今日上った坂を今度は下りながら、⑬UR都市機構の西三田団地、⑭五反田神社、⑮五反田川の甌穴群を経て、ゴールの⑯小田急線生田駅に到着して、まちあるきが終了しました。
まちあるきの後は、懇親会・交流会を開催して、本にも掲載している生田駅前のひろ寿司で、美味しいお寿司とビールを味わいました。朝の9時から、夕方5時までの盛沢山コースに、参加者から『つかれた!けれど、楽しかった!また参加したい!』という声があがり、全員の笑顔で解散になりました。
県庁職域支部 竹内 里絵